...どうも話がわき道に外(そ)れちゃったが...
有島武郎 「星座」
...話がわき道にそれたが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...わざとわき道にもそれて行つた...
田山録弥 「私の考へてゐる事」
...途中の道ばたあるいはちょっとしたわき道にある肝心なものを見落とす恐れがある...
寺田寅彦 「科学者とあたま」
...少し事がらがわき道へはいるが...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...ここでちょっとわき道へそれるのをゆるしてもらいたい...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...私は職業上己のためとか人のためとか云う言葉から出立してその先へ進むはずのところをツイわき道へそれて職業上の片輪(かたわ)という事を御話しし出したから...
夏目漱石 「道楽と職業」
...わき道へはいり込まずにすみます」佐伯氏は...
久生十蘭 「キャラコさん」
...お話がまたわき道にそれましたが...
三浦環 「お蝶夫人」
...一寸話がわき道に入るようですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それをわき道にそらせ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...次の話は少しわき道にそれるけれど...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...話のわき道からわれに返りました...
吉川英治 「江戸三国志」
...すぐわき道へ影(かげ)をかくしたので...
吉川英治 「神州天馬侠」
...わき道のはなしばかり答えている使臣には...
吉川英治 「新書太閤記」
...わき道には見習うな」と...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...話はわき道へそれたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...実をいうと古美術の研究は自分にはわき道だと思われる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??