...わき道にそれたが...
海野十三 「火星兵団」
...墓地の中でももっともさびしいわき道で...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...話がわき道にそれたが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...わざとわき道にもそれて行つた...
田山録弥 「私の考へてゐる事」
...途中の道ばたあるいはちょっとしたわき道にある肝心なものを見落とす恐れがある...
寺田寅彦 「科学者とあたま」
...少し事がらがわき道へはいるが...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...横手のわき道に駒下駄(こまげた)の音して...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...私は職業上己のためとか人のためとか云う言葉から出立してその先へ進むはずのところをツイわき道へそれて職業上の片輪(かたわ)という事を御話しし出したから...
夏目漱石 「道楽と職業」
...わたしは急いでわき道へにげだした...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...お話がまたわき道にそれましたが...
三浦環 「お蝶夫人」
...いささかわき道にはそれるけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それをわき道にそらせ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...召使(めしつか)いがわき道へよけてやりますと...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「白ヘビ」
...話のわき道からわれに返りました...
吉川英治 「江戸三国志」
...わき道のはなしばかり答えている使臣には...
吉川英治 「新書太閤記」
...わき道には見習うな」と...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...話はわき道へそれたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...わき道ばかりにそれている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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