...どうも話がわき道に外(そ)れちゃったが...
有島武郎 「星座」
...墓地の中でももっともさびしいわき道で...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...少し事がらがわき道へはいるが...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...ここでちょっとわき道へそれるのをゆるしてもらいたい...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...自分たちがまだわき道へ曲がってはいないのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...わき道へはいり込まずにすみます」佐伯氏は...
久生十蘭 「キャラコさん」
...わき道へそれたところなどはかえって捨てて圧縮した方が効果的になる場合すらある...
平林初之輔 「ヴアン・ダインの作風」
...わたしは急いでわき道へにげだした...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...お話がまたわき道にそれましたが...
三浦環 「お蝶夫人」
...一寸話がわき道に入るようですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それじゃわき道しないで真直(まっす)ぐに帰えるんですよ...
森本薫 「女の一生」
...いささかわき道にはそれるけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...次の話は少しわき道にそれるけれど...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...少しわき道をしたために...
横光利一 「旅愁」
...話のわき道からわれに返りました...
吉川英治 「江戸三国志」
...すぐわき道へ影(かげ)をかくしたので...
吉川英治 「神州天馬侠」
...わき道のはなしばかり答えている使臣には...
吉川英治 「新書太閤記」
...実をいうと古美術の研究は自分にはわき道だと思われる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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