...あの若僧(わかぞう)ぐらゐなのだと思へば可(い)い...
泉鏡花 「雨ばけ」
...“こんな若僧(わかぞう)じゃない!”という言葉が...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...あの若僧(わかぞう)はどうしましょう...
海野十三 「空中墳墓」
...「あの若僧(わかぞう)すっかり震え上って了(しま)いおった...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...君は一体いくつだったのだ」「十九です」「十九?」そんな若造(わかぞう)が...
高見順 「いやな感じ」
...この生意気な若僧(わかぞう)にはあるらしいと...
中島敦 「弟子」
...突っ立っている若造(わかぞう)が二人いる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...わがのやうな若僧(わかぞう)に頼まんかて俺達は困る事あらへんぞ...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...なんだいあのわかぞう...
山本周五郎 「契りきぬ」
...まあそっちはそっちで」「舐(な)めるなわかぞう」権あにいは立ちあがって...
山本周五郎 「風流太平記」
...これから弱い者を泣かせねえように性(しょう)をつけてやる」「ほざくなわかぞう」権あにいが殴りかかった...
山本周五郎 「風流太平記」
...このわかぞう」といきなり斬りつけた...
山本周五郎 「風流太平記」
...老爺(じじい)も若造(わかぞう)も...
夢野久作 「爆弾太平記」
...よく吾輩の処へ議論を吹っかけに来る江戸ッ子の若造(わかぞう)で...
夢野久作 「爆弾太平記」
...それより早くその若蔵(わかぞう)を片づけっちまえ」と新九郎を(あご)で指した...
吉川英治 「剣難女難」
...若雑(わかぞう)たちの傍若無人ぶりを眺め...
吉川英治 「私本太平記」
...そこな若雑(わかぞう)ども...
吉川英治 「私本太平記」
...若蔵(わかぞう)」「ホ...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索