...旋盤(ろくろ)で廻した陶器の破片を見た...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ろくろく寝ることもなければ...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
......
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...ろくろく返事もしないのだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...昼も夜もヒイヒイないてお乳もろくろくのまず...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...碌々(ろくろく)...
田中英光 「オリンポスの果実」
...著者の小品集「怪談」の中にも出て来る「轆轤首(ろくろくび)」というものはよほど特別に八雲氏の幻想に訴えるものが多かったと見えて...
寺田寅彦 「小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」」
...初號中の一長篇に對して反感を抱いた某雜誌(名を忘れた)が『長いことろくろ首のへどの如し』と冷評した...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...病院の仕事もろくろく手に着かないのだった...
徳田秋声 「縮図」
...葡萄(ぶどう)酒にろくろく口をつけようともしないそれらのフランス人に引き代え...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この四五日(しごんち)は碌々(ろくろく)寐(ね)るひまもない位だと云う報知である...
夏目漱石 「それから」
...はじめの二回はいずれも喜多村緑郎(きたむらろくろう)君や松崎天民(まつざきてんみん)君...
平山蘆江 「怪談」
...まだお礼もろくろく申し上げませんで...
正岡容 「我が圓朝研究」
...手轆轤(てろくろ)の焼物などが...
柳宗悦 「民藝四十年」
...初めから轆轤(ろくろ)だけで仕事しなければならぬ近江の君ヶ畑などではなく...
柳田国男 「故郷七十年」
...一生涯でも碌々(ろくろく)とそれにあまんじている人間のように見えた...
吉川英治 「私本太平記」
...どの辺かの」「六郎谷(ろくろうだに)の下を...
吉川英治 「新書太閤記」
...碌々(ろくろく)...
吉川英治 「宮本武蔵」
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