...しかし戸口へ来ないうちにくるりと靴(くつ)の踵(かかと)を返した...
芥川龍之介 「早春」
...そのまた円形は廊下(ろうか)ほどの幅をぐるりと周囲へ余したまま...
芥川龍之介 「春」
...」と一歩(ひとあし)ひきさま、暗い方に隠れて待った、あの射的店の幽霊を――片目で覗いていた方のである――竹棹(たけざお)に結(ゆわ)えたなり、ずるりと出すと、ぶらりと下って、青い女が、さばき髪とともに提灯を舐(な)めた...
泉鏡花 「怨霊借用」
...おん坊京に上るなアらびや箱なんぞは置いて行けあとでつるりやつんつるりや弾(ひ)いてなり慰もうと云う文句が残っているそうであるが...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...くるりくるりと身を飜(ひるがえ)すと...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...みいっつ、みっつ、くるくる、くーるり、まーた出ろ...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...扉口のカウンターをくるりと廻って...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...ぐるりと室の中を見廻して...
豊島与志雄 「三つの嘘」
...頭をまっさきにして水夫は帆桁をぐるりと回りながら...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一旦、袂を分った上は、事成就の暁まで、濫りに、小さい恩愛のためには、動きますまいと――」綱手の方を向いて、低く、こういうと、くるりと、仰向けになって、眼を閉じてしまった...
直木三十五 「南国太平記」
...「糞坊主、坊主の分際で、隼人に剣を説き――小太郎め、説かれて、恐れ入って、何んたるざまだ」月丸は、憑(つ)かれた人のように、独り言を云いつつ、くるりと、堂の方を、振向いた...
直木三十五 「南国太平記」
...ぐるりと緩(ゆる)く廻転して来た...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...ぐるりに群集を置いたまゝ...
林芙美子 「瀑布」
...ぐるりとロビイの中を見廻してから...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...ややゆるりとした悲しい声で唱(とな)えてあるいた...
柳田国男 「山の人生」
...声も調子もこの浄瑠璃(じょうるり)にまん向きだと...
山本周五郎 「花も刀も」
...太閤記の浄瑠璃(じょうるり)で...
夢野久作 「少女地獄」
...灸はくるりとひっくり返った...
横光利一 「赤い着物」
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