...不思議(ふしぎ)にそれっきり病人(びょうにん)らしい気持(きもち)が失(う)せて了(しま)い...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...それなり病院にのこっていました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...矢木の表情はかなり病み老けて見えた...
梅崎春生 「狂い凧」
...他の人々より病気および突然の死が起きやすい...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...遂にこの月のすゑつかたより病に臥しぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...明日あたり病菌の試驗をして見た上で決定します...
高濱虚子 「續俳諧師」
...この一月ばかり病気をやってな...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...はたして自分の推測どおり病人に異状はなかった...
夏目漱石 「三四郎」
...御米(およね)の手前もやはり病気だと取り繕(つくろ)った...
夏目漱石 「門」
...経験により病気と関係することが示される現象だけから推論が下される...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...すっかり病人めかして寝台に寝かされていた...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...私はあまり病気をしないのであるが...
三木清 「人生論ノート」
...そのかわり病気もまたそれをちぢめはしない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしはむかし熱を出したり病気になったりすると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...翌三十一年六月より病を得...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...こよいは常より病状が悪いので...
吉川英治 「私本太平記」
...流行(はや)り病(やまい)のように...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...これは眠り病のせいではない...
蘭郁二郎 「睡魔」
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