...彼の友だちは焼林檎(やきりんご)を食ひ...
芥川龍之介 「或阿呆の一生」
...のみならず彼の勧めた林檎(りんご)はいつか黄ばんだ皮の上へ一角獣の姿を現してゐた...
芥川龍之介 「歯車」
...前の林檎(りんご)の話からは二十年も後に当ります...
石原純 「ニュートン」
...このりんごの代金はいくらになりますか」三根夫は...
海野十三 「怪星ガン」
...りんごでもかきでも...
海野十三 「三十年後の世界」
...りんごはうまいうえに...
海野十三 「電気鳩」
...林檎(りんご)を一籠いただいた...
太宰治 「散華」
...林檎(りんご)汁等...
谷崎潤一郎 「鍵」
...取り寄せた林檎(りんご)を剥(む)いて食べながら...
徳田秋声 「縮図」
...林檎(りんご)を手(て)に持(も)っているのよ...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...自宅(うち)の渋柿は八百屋(やおや)から買った林檎(りんご)より旨(うま)いものだ...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...雪を浴びた林檎(りんご)の果実籠をさげて...
林芙美子 「新版 放浪記」
...三つの金のりんごヘスペリディーズの庭になっていたという金(きん)の林檎(りんご)のことを君達は聞いたことがありますか? ああ...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...また涼(すゞ)しい奧羽地方(おううちほう)に出來(でき)る林檎(りんご)や櫻桃(おうとう)は暖(あたゝ)かい九州地方(きゆうしゆうちほう)では植(う)ゑてもよく育(そだ)ちません...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...その一つの星のなかに生えている青じろい苹果(りんご)の木さえ...
宮沢賢治 「烏の北斗七星」
...彼に三つの金のりんごを与え...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのりんごを一つ落した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その横の廉物(やすもの)の仏蘭西皿(フランスざら)に腐りゆく林檎(りんご)と華櫚(くわりん)の果(み)...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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