...」彼はきっぱりこう答えると...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...そのりこうそうな目をしばたたいただけで...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...つまりこういう土地には特別の稼ぎ方があるんだ...
海野十三 「火星探険」
...天平時代(てんぴょうじだい)の日本の都の男女はやはりこういうふうにして唐(とう)や新羅(しらぎ)のタイプに化して行ったのかもしれない...
寺田寅彦 「LIBER STUDIORUM」
...でつまりこういうことになる...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...鎌足公(かまたりこう)の邸跡...
中里介山 「大菩薩峠」
...いつもの通りこう? と半分言いかけて...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...李鴻章(りこうしょう)の李の字も口にしなかった...
夏目漱石 「道草」
...本来なら赤面してしかるべきのを得々(とくとく)と履行(りこう)して未来の紳士だと思っている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...進んで約束を履行(りこう)しようとしない...
新渡戸稲造 「国際聯盟とは如何なものか」
...それでかれはその大きなりこうそうな目を...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...が或るとき一つのしゃりこうべが言った...
室生犀星 「しゃりこうべ」
...やはりこういう民間の古い習わしから...
柳田国男 「雪国の春」
...だがお石さんはいませんぜ」五兵衛はいきなりこう云った...
山本周五郎 「おれの女房」
...独りこう呟(つぶや)いたくらいであった...
山本周五郎 「百足ちがい」
...妾ヤングの怜悧(りこう)なのに感心しちゃったわ...
夢野久作 「支那米の袋」
...「若輩者の小悧巧(こりこう)な諫(いさ)めだて...
吉川英治 「江戸三国志」
...悧巧(りこう)に見えて腑(ふ)のぬけている点(てん)がある...
吉川英治 「神州天馬侠」
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