...あんな夢を見たけさのほがらかけさも一りん開いた梅のしづけさ鐘が鳴る師走の鐘が鳴りわたる・街は師走の広告燈の明滅・仲よい夫婦で大きな荷物飾窓の御馳走のうつくしいことようつくしう飾られた児を見せにくる寒い風の広告人形がよろめく朝日まぶしい餅をいたゞく午前は元寛さん来訪...
種田山頭火 「行乞記」
...どうもなんだか……(よろめく)目まいがする...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...よろめく足もとを...
中里介山 「大菩薩峠」
...よろめくような足どりで戻ってきた...
久生十蘭 「金狼」
...よろめくような足取りでじぶんの独房(セリュウル)へ帰ってゆく...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...よろめくところを...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...更科の夜明けて二百二十日なり千曲の岸に小鳥よろめく前夜は出でて心ゆくまで姥捨の月を賞したのに...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...」とそのよろめくような...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...よろめくように、彼は頼子のテーブルへと歩いた...
山川方夫 「十三年」
...よろめくように次の間へはいり...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...真名女は歯をくいしばって自分のそのよろめく心をみまもった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...よろめくような声で...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...よろめく足を踏み締めながら...
夢野久作 「白菊」
...よろめく足を踏み止めて...
吉川英治 「三国志」
...よろめくばかりだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...よろめく足もとを...
吉川英治 「新書太閤記」
...ベリッと、それを踏んで、よろめくと、(しめた)と、丈八郎は、盲目的に、躍って、揮(ふ)り下ろしたが、一角は、反対の方へ、ぽんと、飛びかわして、(それは柱だっ)と、罵倒(ばとう)した...
吉川英治 「無宿人国記」
...よろめくように私の視界を去っても...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
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