...よろめく三重の背(せな)を支えた...
泉鏡花 「歌行燈」
...肩すかしを食ってよろめくような...
梅崎春生 「赤い駱駝」
...歌でも歌おうとよろめく足をふみしめ...
梅崎春生 「桜島」
...」それをきくと、手塚さんは「オオ」とさけんで、よろめくように、前にすすみました...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...あんな夢を見たけさのほがらかけさも一りん開いた梅のしづけさ鐘が鳴る師走の鐘が鳴りわたる・街は師走の広告燈の明滅・仲よい夫婦で大きな荷物飾窓の御馳走のうつくしいことようつくしう飾られた児を見せにくる寒い風の広告人形がよろめく朝日まぶしい餅をいたゞく午前は元寛さん来訪...
種田山頭火 「行乞記」
...崖のへりで一瞬よろめくや真下の谷へどさりと落ちる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...よろめくようにかけよって...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...よろめくくらいに...
直木三十五 「南国太平記」
...それと同時に、深雪は、胸を突かれ、脚を蹴られて、よろめくと、草の中へ倒れてしまった...
直木三十五 「南国太平記」
...よろめくように伯爵は廊下に出た...
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」
...よろめくように椅子から立ちあがった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...よろめく足どりで自分の荷馬車の方へ戻つて行つたが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...その車の中によろめくようにお乗りになってから...
堀辰雄 「菜穂子」
...よろめくように次の間へはいり...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...玄四郎のよろめくところを...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...この声を」「あっ、あなたは」彼女が、よろめく背を、あやうく柱にささえて踏みとまると、目の前のもうろうとした影も、ゆらりと迫って、「命の親を忘れるやつがあるものか...
吉川英治 「江戸三国志」
...「あっ――」よろめくように...
吉川英治 「親鸞」
...そのもがいてよろめく足もとから白い土埃(つちぼこり)が舞うのを浴びて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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