...よろめく三重の背(せな)を支えた...
泉鏡花 「歌行燈」
...歌でも歌おうとよろめく足をふみしめ...
梅崎春生 「桜島」
...よろめく幸吉の手を掴んで...
江戸川乱歩 「鬼」
...」それをきくと、手塚さんは「オオ」とさけんで、よろめくように、前にすすみました...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...よろめくように病室を出た...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「恐怖の幻兵団員」
...よろめくや寒ン空ふけて電燈のひかりにうかぶや葉ぼたんひとり住むことにもなれてあたゝかく一月廿二日雨...
種田山頭火 「行乞記」
... 690よろめく脚をとゞめ得ず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...崖のへりで一瞬よろめくや真下の谷へどさりと落ちる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...そこに展開する蒼生の風のまにまによろめく姿は...
戸坂潤 「社会時評」
...それと同時に、深雪は、胸を突かれ、脚を蹴られて、よろめくと、草の中へ倒れてしまった...
直木三十五 「南国太平記」
...よろめくやうな足音が再び聞えたのにはつとして振り返ると...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...サッと斬って落されたのは、突いていた長い杖だけ、隠居にやつした平次の身体(からだ)は、よろめくように、後ろへヨロヨロと二三歩退(ひ)いたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...衝撃によろめくやうにしながら人混のなかで立留まつてゐた...
原民喜 「火の踵」
...言葉は一層よろめくのであった...
本庄陸男 「石狩川」
...さうかと思へば酔つ払ひのやうにぐでんぐでんと滑稽な足どりでよろめく者もあれば...
牧野信一 「円卓子での話」
...よろめく死霊共(しりょうども)...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...よろめく女を支えるかたちになった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「あッ」半助はよろめく...
吉川英治 「新書太閤記」
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