...たいへん自由な心持でよろしいと思います...
上村松園 「好きな髷のことなど」
...日本に於いて俗に言われる「ひょんな事」「ふとした事」「妙な縁」「きっかけ」「もののはずみ」などという意味に解してもよろしいかと思われるが...
太宰治 「チャンス」
...充分信を置いてもよろしいであろう...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...文芸春秋はかういふ場合の読物としてよろしい...
種田山頭火 「行乞記」
...かへつて静かでよろしい)...
種田山頭火 「行乞記」
...朝酒があつた、やゝよろしい...
種田山頭火 「其中日記」
...「牧殿の返答によっては――」仁十郎は、こういって(斬っても、よろしいか)と、つづけたいのを止めた...
直木三十五 「南国太平記」
...それから?」「それでよろしい」「これがどうして供養になるのでございます」竜之助はそれには答えることがなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...関東の平野を定めるにはやはり平野から出づるのがよろしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...よろしい...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...もう自由にひきとってよろしい...
久生十蘭 「金狼」
...ビクターへ、ダレてばかりもゐられないので行く、「トンガラかっちゃ」B面用「ハリキリボーイ」が出来て鈴木静一がけい古して呉れた、これはよろしい、演歌調でいける...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...パンよりもごはんのおかずによろしいといふ味...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「よろしい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...もうよろしいか?加多 ご苦労...
三好十郎 「斬られの仙太」
...今日は少し出かける用先を控えているんだから」「よろしい...
吉川英治 「江戸三国志」
...こいつは」「いつだっておよろしいんですよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お恨みなきように断っておく」「よろしい――」と...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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