...終に下よりつき殺されたるは...
大町桂月 「國府臺」
...母の左右によりつきておそるゝさま也けり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...よりつきがたい女に見えたのであろう...
壺井栄 「二十四の瞳」
...あとよりつきて出(い)でし少女(おとめ)を小手招きして...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...ちょっとよりつきにくい少女なのでした...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...結論に達しよう筈はないのですが)大体の見当よりつきませんでした...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...よりつきもしない有様で...
三好十郎 「樹氷」
...下のあごが上のあごよりつき出ていて...
山中峯太郎 「小指一本の大試合」
...「古月亭」は数寄屋造りで、よりつきが六帖、控えが四帖半、そこに猿戸(さるど)があって三帖の茶席に続いていた...
山本周五郎 「薊」
...よりつきの六帖で女の答える声がした...
山本周五郎 「薊」
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