...三人と騒がしからぬ旗亭(きてい)に対酌すれば夜廻(よまわり)の打つ拍子木(ひょうしぎ)にもう火をおとしますと女中が知らせを恨むほどなるに...
永井荷風 「桑中喜語」
...夜廻(よまわり)の金棒(かなぼう)の音...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...あの夜廻(よまわり)は九時打つと廻るんだ...
永井荷風 「雪解」
...「だって道がまるで違うじゃないの」「いいのよまわり道をするから」おもんは肩をすり寄せるようにした...
山本周五郎 「柳橋物語」
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