...四條(よすぢ)の心(しん)に殘なく火を點し...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...最後に少し風変りなのを一つ丈け申上げてよすことに致しましょう...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...例へやうもない可愛ゆいおとなしい顏よすつかりいゝ氣持になつてゐる滿足顏だ...
千家元麿 「自分は見た」
...きよすのおしろへもおい/\上方(かみがた)から知らせがまいりまして...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...きよすのおしろには北畠ちゅうじょうどの...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...昨日がよすぎたのだから不平はいへない...
種田山頭火 「松山日記」
...又勝手によすなんてそれは義理がわるい...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...三百年前肥前長崎から逐はれた「活字鑄造機」のことを思ひだすよすがもなかつた人々は...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「もうくよくよするなよ...
豊島与志雄 「渡舟場」
...うちの人もあまり気がよすぎるというものよ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...清洲(きよす)の城の延長に過ぎないではなかろうかと思う」「それだけじゃあるまい」「附会すればいくらでも理窟はつくが...
中里介山 「大菩薩峠」
...四隅(よすみ)を対(むこ)う同志繋(つな)いで...
夏目漱石 「門」
...鷄介を思ひ出すよすがであつた...
林芙美子 「あひびき」
...ちょっと愛想がよすぎると思いつつも...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...よすべ...
三好十郎 「鈴が通る」
...木の末今は清末(きよすゑ)とあやまるといふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...はるか遠くの四隅(よすみ)に急ごしらえの仮屋建ての兵舎があった...
吉川英治 「私本太平記」
...よすぎる縹緻(きりょう)が心にくくもある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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