...御祭(おまつり)よすらにといって孝女を祭壇に坐らせ...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...籬(まがき)あり菊の凭(もた)るるよすがあり十一月十三日 草樹会...
高浜虚子 「六百句」
...」「いけない! 僕にはよすぎる...
太宰治 「道化の華」
...あんまりよすぎるんだもの...
太宰治 「冬の花火」
...清住町(きよすみちょう)...
谷崎潤一郎 「秘密」
...―――燈火の光のとゞかない暗い四隅(よすみ)を...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...あまりよすぎてもいけないが...
種田山頭火 「行乞記」
...清洲橋(きよすばし)の近くの一銭蒸汽の待合所を目当てに河岸(かし)を歩いていたら意外な所に芭蕉庵(ばしょうあん)旧跡と称する小祠(しょうし)に行き当たった...
寺田寅彦 「柿の種」
...もうよすかと思うと...
寺田寅彦 「どんぐり」
...雷雲よするクロニオーン...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...それはあまりによすぎて長つづきはしなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...蓋(ふた)とつて見(み)た處(ところ)なんだよ」さういつて婆(ばあ)さん等(ら)は風呂敷(ふろしき)の四隅(よすみ)を掴(つか)んで圍爐裏(ゐろり)の側(そば)へ持(も)つて來(き)た...
長塚節 「土」
...身許を知るよすがともなるようなものは一切発見出来なかったこと――くらいで充分であろう...
橋本五郎 「撞球室の七人」
...都合のよすぎる解釈だったらしい...
久生十蘭 「あなたも私も」
...虫がよすぎるというもんだぜ」捜査一課は椅子から立つと...
久生十蘭 「肌色の月」
...すっかり気に入ったが、値もよすぎる、八百十四円也...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...凡此岬と岬との間平地なる濱一里半も有べく此處に船をよする...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...清洲(きよす)会議にも...
吉川英治 「新書太閤記」
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