...糊口のよすがに困るのも目前ぢや...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...四條(よすぢ)の心(しん)に殘なく火を點し...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...客観の叙写をよすがとするのである...
高浜虚子 「俳句への道」
...籬(まがき)あり菊の凭(もた)るるよすがあり十一月十三日 草樹会...
高浜虚子 「六百句」
...春は飛ぶ指がまづそれと氣のつく春の土これは最近「雛によする展覽會」のため...
竹久夢二 「砂がき」
...―――燈火の光のとゞかない暗い四隅(よすみ)を...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...くよくよするな...
種田山頭火 「其中日記」
...いよいよすごくなってくるので...
中里介山 「大菩薩峠」
...御褒美としてばてれんの訴人 銀三百枚いるまんの訴人 銀二百枚立ちかへり者の訴人 同断宗門の訴人 銀百枚同宿並にかくし置き他より顕(あら)はるるに於ては其処の名主並に五人組まで一類共可処厳科也(げんくわにしよすべきなり)...
長與善郎 「青銅の基督」
...調子がよすぎるとは思つたけど...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...それを再建するよすがはないのである...
平林初之輔 「犠牲者」
...殿へはこちらからは使いをやるよすがさえ無いのが...
堀辰雄 「ほととぎす」
...私の結婚当初の生活への回想のよすがはいまやことごとく喪はれてしまつた...
正岡容 「巣鴨菊」
...凡此岬と岬との間平地なる濱一里半も有べく此處に船をよする...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...いよいよ泣き出したがるようなもので――勧められるほどいよいよすねて,「厭だと言ッたら厭だい...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...清洲(きよす)の油問屋の註文取という旅拵(たびごしら)えをして出かけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...なつかしの清洲(きよす)であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...木曾川の左岸――清洲(きよす)ノ城から西北の地に...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??