...一番よく気のつく所は何といっても表面だ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...よく気のつく子でした...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...よく気のつく婦人で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...よく気のつく働き好きな男だった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...君もよく気のつく人間だなあ...
近松秋江 「うつり香」
...よく気のつくかたが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...よく働きよく気のつく細君だ...
永井壮吉 「人妻」
...お前はよく気のつく子だから...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...「あなたなどが、ごらんになったら、堅っ苦しい、陰気くさい人間に見えるのでしょう……むかしは元気がよすぎるくらいだったんですが、母が亡くなってから、すっかりひっこんでしまって、古い陶磁なんかばかりヒネクリまわしているもんだから、モノの言い方を忘れてしまって、たまさか、たれかに会うと、アガって、へんなことばかり言うんです……」「あなたのパパは、よく気のつく、おやさしい方よ……アガってもいなかったし、へんなことなんかも、おっしゃらなかったわ...
久生十蘭 「あなたも私も」
...よく気のつく生徒たちは...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...後にはきりりとして内外によく気のつく...
柳田国男 「木綿以前の事」
...よく気のつく親切な男だ...
山川方夫 「演技の果て」
...お墓は○△寺です」「よく気のつく愉快な方であったと思いますが...
山下利三郎 「誘拐者」
...細かいところによく気のつく子です...
山本周五郎 「日本婦道記」
...まことによく気のつく頭の良い夫人である...
横光利一 「欧洲紀行」
...矢代は千鶴子がよく気のつく上の兄の由吉を連れて来ずに...
横光利一 「旅愁」
...よく気のつく若い者で...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??