...從容(しようよう)として...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...従容(しようよう)として...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...ようよう十二か三で...
徳田秋声 「縮図」
...でもクリストフはようようのことで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...膝がしらでようよう身を支えながら...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...私はようよう丸三年来である...
直木三十五 「死までを語る」
...ようよう返事のできそうなことを...
直木三十五 「南国太平記」
...人ニ頼ンデ漸々(ようよう)入江町ノ岡野孫一郎トイウ相支配ノ地面ヘ移ッタガ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ようよう月給三十円ぐらいだ...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...その姿のまわりにはただようような風が吹いていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...四時間近くになってようよう幸田が帰って来た...
久生十蘭 「魔都」
...ようよう尋ね寄りたる子を追い返すとは...
福田英子 「妾の半生涯」
...母はわたしの顔をおぼろの視力でようように見わけ十五分ののちに絶命した...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...漸々(ようよう)これから私たちのものとして成長しはじめようとしている...
宮本百合子 「木の芽だち」
...僕はようよう跳ね起きて逃げ出した...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...ようよう近寄って来る夏の温(あたた)かさが...
森鴎外 「高瀬舟」
...「ようよう」と声をかけた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...意気ようようと城下隠密組(おんみつぐみ)の黒屋敷(くろやしき)...
吉川英治 「神州天馬侠」
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