...初動(しよどう)は可(か)なり緩漫(かんまん)になつて一秒間(いちびようかん)一二回(いちにかい)の往復振動(おうふくしんどう)になり...
今村明恒 「地震の話」
...大抵(たいてい)の場合(ばあひ)に於(おい)ては二十秒間位(にじゆうびようかんぐらゐ)で危險(きけん)な震動(しんどう)は終(をは)りを告(つ)げるものである...
今村明恒 「地震の話」
...最初(さいしよ)から二三十秒間(にさんじゆうびようかん)で收(をさ)まつたとはいへない...
今村明恒 「地震の話」
...せいようかんの外がわを...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...そのようかんにかけつけました...
江戸川乱歩 「かいじん二十めんそう」
...ようかんのまわりをあちこちあるきながら...
江戸川乱歩 「かいじん二十めんそう」
...もとのあやしいようかんにかえりました...
江戸川乱歩 「かいじん二十めんそう」
...はやしの中のようかんへいそぎました...
江戸川乱歩 「かいじん二十めんそう」
...羊羹(ようかん)が並んでいる...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...海音如来のお守を羊羹箱(ようかんばこ)の古いのへ入れて畑の中に埋め...
田中貢太郎 「円朝の牡丹燈籠」
...餅菓子とかビスケットとか羊羮(ようかん)とかいつもきっと入れられてあったが...
田山花袋 「田舎教師」
...ここに羊羹(ようかん)があります」「どうも済みましねえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...向うの外(はず)れにいた潰瘍患者(かいようかんじゃ)の高い咳嗽(せき)が日(ひ)ごとに薄らいで行くので...
夏目漱石 「思い出す事など」
...独(ひと)りこの牡丹(ぼたん)は落葉灌木(らくようかんぼく)である...
牧野富太郎 「植物知識」
...また以てわが邦諸教和雍寛洪(わようかんこう)の風に富めるを知るべし...
南方熊楠 「十二支考」
...第四十二 米のバハロームも前の者に似た羊羹(ようかん)のような寄物(よせもの)ですが先ず上等にすればお米から牛乳で煮ますし...
村井弦斎 「食道楽」
...又凌寒齋(りようかんさい)と號した...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...瘠せこけた身体(からだ)に引っかけた羊羹(ようかん)色のフロックコートの襟をコスリ直した犬田博士は顔を真赤にして謙遜した...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
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