...妻は上げた時直ぐに奈アちやんやつて呼んだら...
伊藤左千夫 「奈々子」
...坊ちやんや青木さんの御容子なぞを話した...
鈴木三重吉 「桑の実」
...ひたすら友達や藝者達にやんやと褒められたり...
谷崎潤一郎 「幇間」
...妙な風体を奥さんや坊ちやんやお嬢さんに笑はれながら...
種田山頭火 「行乞記」
...あまりの見事さに あたりの人々はやんやとはやし立てました...
豊島与志雄 「手品師」
...米友とムクが生命(いのち)がけの曲芸を見てやんやと讃(ほ)め出してしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...やんやといわれて...
中里介山 「大菩薩峠」
...一同がやんやと喝采(かっさい)したその声を聞くと...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの孃ちやんや雇女達の用ゐる奴ぢやない...
南部修太郎 「死の接吻」
...それでやんやと言はれりや世話はねえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...江戸つ子達にやんやと喝采を送られた錢形平次と八五郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私は思わずやんやと囃(はや)しましたよ」「勝手にしやがれ」平次は井戸端で手を洗って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...やんやと言われました...
野村胡堂 「平次放談」
...外の坊ちやんやお嬢さんは新橋に来てはりますか...
與謝野晶子 「帰つてから」
...やんや」「うまかろうが」「さすがに...
吉川英治 「江戸三国志」
...やんやと手拍子をあわせて爆笑した...
吉川英治 「親鸞」
...みないい色になってやんやと興がる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...やんやと持てては」「ばかをいえ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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