...第一他人の聞きたがっている音楽を銭(ぜに)ずくでやめさせるのは悪趣味(あくしゅみ)じゃないか?」「それじゃ他人の聞きたがらない音楽を金(かね)ずくで聞かせるのも悪趣味だよ...
芥川龍之介 「彼 第二」
...早速学校をやめさせる決心をした...
梅崎春生 「狂い凧」
...さもなくばBBCにこんな行為をやめさせるだけの怒りの手紙の束が届くだろう...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...自分の子供だとすると悪いのがあってもすぐやめさせるという訳にも行くまい...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...今のところをやめさせるわけには行かない...
武田麟太郎 「現代詩」
...彼を説服してその所謂研究をやめさせることは...
豊島与志雄 「椎の木」
...血を流すことをやめさせるのはさらによいことであろう...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...一人の合図で彼はすべてをやめさせることができるのだった...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...上演作をできるだけ早くやめさせるような讃(ほ)め方をすることであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それで決闘をやめさせるつもりだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「やめさせるわけにはいきませんか? 日曜日にわざわざ片づけなけりゃあいけないんですか?」Kはグルゥバッハ夫人のほうを見なかったが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...連合軍側の俘虜にタッチするのを自発的にやめさせるという...
久生十蘭 「ノア」
...さりとてこれほどの「明烏」を中途でやめさせるのも本意でなかった...
正岡容 「寄席」
...それで学校やめさせるような卑劣なことをやるならやればいい」「なんて生憎なんだろう……」歎息するゆき子の悄然とした雀斑(そばかす)のある顔を見ると...
「鏡の中の月」
...どんな懲戒もこれをやめさせることができなかったのを見ました...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...弾圧政策で内戦をやめさせることは出来ないのだから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あの審判者にあの暴露をやめさせることはできるものではない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「この子に糸くりをやめさせることができないものでございますから...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「三人の糸くり女」
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