例文・使い方一覧でみる「やみくもに」の意味
スポンサーリンク...日が暮れてから微風の吹く所へ――まあ例えばセント・パウル寺院の墓場へでも――やみくもに出掛けるよりも... 
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...道庵がやみくもに逃げ出したものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...やみくもに逃げた道庵は...
中里介山 「大菩薩峠」
...やみくもに驚いてしまって...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうやみくもに逃げ出さんでもいい...
中里介山 「大菩薩峠」
...やみくもにゆすぶることには及ばない...
中里介山 「大菩薩峠」
...やみくもにこういうふうに邪推して...
中里介山 「大菩薩峠」
...兵馬はやみくもに走り出したのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...やみくもに逃げて...
中里介山 「大菩薩峠」
...広い原をやみくもに歩かせられて...
中里介山 「大菩薩峠」
...やみくもに頭を下げたのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...雨戸の隙間からにぶい光線がやみくもに部屋の中へ流れていて...
林芙美子 「貸家探し」
...やみくもに襲いません...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...やみくもに突き進めば...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...自分からやみくもに激しい恋に落ちたけれど...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...やみくもにここへ来たわけじゃない...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...やっぱりそれもこれもただやみくもにうれしかった...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...官兵衛は、説客として、まず彼の門をたたき、徹宵（てっしょう）、天下を談じ、風雲の将来を卜（ぼく）し、また武士の心胸（しんきょう）をひらいて、「およそ、眼さきも見えず、勝つか負けるか、確信もなく、ただやみくもに、武名武名、と強張（つよば）って滅亡の戦（いくさ）をするほど、愚なる沙汰はござらぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
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