...山彦(やまびこ)のように反響した...
海野十三 「少年探偵長」
...たぐり一〇に生(な)りませる神の名は金山毘古(かなやまびこ)の神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...山彦(やまびこ)がしたな...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...山彦(やまびこ)の心持で歌う...
竹久夢二 「春」
...山彦(やまびこ)というものじゃ」少年「山彦がものを言うんですか」先生「そうじゃ...
竹久夢二 「春」
...少年「山彦(やまびこ)がまた歌い出したよ」少女「そうね」(耳をすます)歌が終ると...
竹久夢二 「春」
...山彦(やまびこ)か何んかで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「ばんざあい……ばんざあい……」重々しくひびく山彦(やまびこ)の声...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...あの眞夜半の囁聲や山彦(やまびこ)が前に消えてしまつたと同じに...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...反響(やまびこ)を面白がる子供のやうに――「こんばんわ!」などゝ叫んだ...
牧野信一 「南風譜」
...恰どやまびこのやうに聞(きこ)える...
三島霜川 「水郷」
...敦子 おーい(遠くで微かにやまびこ)……聞こえないようね...
三好十郎 「樹氷」
...手をたたくと山彦(やまびこ)がしてうるさくてならない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...番人の翁を呼ぼうとすると山響(やまびこ)の答えるのも無気味であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...つぎつぎにやまびこを呼んで...
山本周五郎 「山彦乙女」
...自分の声がガァーンと穴山彦(あなやまびこ)に変ってくるだけで...
吉川英治 「江戸三国志」
...谷間へ遠く山彦(やまびこ)する...
吉川英治 「神州天馬侠」
...おのれの口真似(まね)をする穴山彦(あなやまびこ)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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