...大きな木やぶのところに...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...金博士を迎えるに吝(やぶさか)ならぬといわれるのです...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...ぼくは窓をやぶって...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...そのうそを見やぶることができなかった...
江戸川乱歩 「影男」
...きみが石膏像をやぶってあらわれ...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...此てうちんをも争(あらそ)ひ奪(うば)ふにかならず破(やぶ)る...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...月は今(いま)彼方(かなた)の大竹薮(おほだけやぶ)を離れて...
徳冨蘆花 「良夜」
...一つの巨大なる藪(やぶ)であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...何に気がついてか頭を立てて竹藪(たけやぶ)の中へ真直ぐに眼を注ぎました...
中里介山 「大菩薩峠」
...全体に竹藪(たけやぶ)として描かれてあるもののようでしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...丈なす笹やぶがつづいていた...
本庄陸男 「石狩川」
...それやぶしつけだわ...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...五爪竜(やぶからし)の絡(から)んでゐる杉垣(すぎがき)の処に雨に濡(ぬ)れながら立つて...
森鴎外 「金貨」
...甲斐の静かな咳(せき)の声でやぶられた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「宇治もやぶれた……」とは...
吉川英治 「私本太平記」
...隼(はやぶさ)のように...
吉川英治 「神州天馬侠」
...破(やぶ)れ障子(しょうじ)十日前後から...
吉川英治 「新書太閤記」
...北側の藪(やぶ)のむこうに...
吉川英治 「源頼朝」
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