...やっかいな問題を起こしてしまって...
海野十三 「怪星ガン」
...やっかいなことというのは」「ほら...
海野十三 「火薬船」
...まあ、なんにしても、このやっかいな、機械人間のきものはぬごうじゃないか」七人はほッとしたように、首をとり、手をとり、足をとって、機械人間ならぬ、もとのからだにかえったのである...
海野十三 「超人間X号」
...やっかいなことであると思っている...
太宰治 「酒ぎらい」
...やっかいなことだ...
太宰治 「火の鳥」
...やっかいな荷物を持ち運ぶ必要があろう...
太宰治 「服装に就いて」
...癌のやっかいなことは外科手術で切り取ってもすぐお代わりが芽を出す...
寺田寅彦 「破片」
...なんとなしに自分のからだをやっかいな荷物に感じない日はまれである...
寺田寅彦 「笑い」
...むずかしいやっかいな勉強のため...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...こいつがどうもやっかいなんだよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...またやっかいなことが起こるかもしれません……」「僕はあなたに御忠告しますが」とアリョーシャは熱心に続けた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...僕(ぼく)たちはこのやっかいな乳母車(うばぐるま)をかわりばんこに押(お)していったのである...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...持(も)っているのがやっかいなものですが...
新美南吉 「花のき村と盗人たち」
...これがなによりいちばんやっかいな仕事であった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...それでもわたしたちはろうそくというやっかいな問題があるので...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...あのやっかいな子供たちの勉強を見てやるのたまらないわ...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...そのやっかいな土左衛門を引き揚げにかかると...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...物に縋(すが)らねば歩けぬような母親なので」「やっかいな囚人(めしゅうど)だ...
吉川英治 「私本太平記」
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