...まるで悪鬼(あっき)夜叉(やしゃ)の状態に置かれて居る...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...秋にもなって見やしゃりませ...
泉鏡花 「悪獣篇」
...「金色夜叉(こんじきやしゃ)の貫一みたいなことを言うない」と俺は笑い出した...
高見順 「いやな感じ」
...地獄(ぢごく)の夜叉(やしゃ)の肉體(からだ)には何者(なにもの)を住(す)ませうとや? あんな内容(なかみ)にあのやうな表紙(へうし)を附(つ)けた書(ほん)があらうか? あんな華麗(りっぱ)な宮殿(きゅうでん)に虚僞(うそ)譎詐(いつはり)が棲(すま)はうとは!乳母 さゝ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...滝夜叉(たきやしゃ)の変身...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...滝夜叉(たきやしゃ)が...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...年来(としごろ)になりければ平塚の宿に夜叉王(やしゃおう)といふ傾城(けいせい)のもとへ通ひて女子一人設けたり寅の年の寅の月の寅の日に生まれければその名を三虎御前とぞ呼ばれける...
南方熊楠 「十二支考」
...この界隈(かいわい)で夜叉権(やしゃごん)といわれる高利貸だ...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...夜叉権(やしゃごん)を襲ったのは...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...赤夜叉(あかやしゃ)の如く...
吉川英治 「三国志」
...「藤夜叉(ふじやしゃ)といいまする」「……え...
吉川英治 「私本太平記」
...夜叉(やしゃ)のように...
吉川英治 「神州天馬侠」
...夜叉王(やしゃおう)のように怒号していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...あれが飛天夜叉(ひてんやしゃ)とアダ名のある丘(きゅう)小(しょう)一で」「ほかにもう一匹...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「夜叉(やしゃ)ではあるまい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「くそっ」平次郎の眼はまったく夜叉仮面(やしゃめん)のように吊り上がって...
吉川英治 「親鸞」
...夜叉(やしゃ)のように噛(か)み締まった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...夜叉(やしゃ)と獣(けもの)のたましいを一つに持つような体熱からまだ醒(さ)めきれないでいるにしても――余りに思いきった殺戮(さつりく)に眼がくらむ心地がする...
吉川英治 「宮本武蔵」
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