...それからまた岱水では「醤(もろみ)のかびをかき分けて」というのと...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...史邦の「帷子(かたびら)」の発句と芭蕉の脇(わき)「籾(もみ)一升を稲のこぎ賃」との次に岱水が付けた「蓼(たで)の穂に醤(もろみ)のかびをかき分けて」を付けているところを見ると...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...この松茸と相応するほどもろみが仕こんで来てあるのだから」「飲むのは辞退しないよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...手づくりの諸味(もろみ)の口を切る...
中里介山 「大菩薩峠」
...毛呂美(もろみ)地蔵というのもありました...
柳田國男 「日本の伝説」
...もろみといって酒になりかけの米の汁を...
柳田國男 「日本の伝説」
...妹が宝のように隠してあった三年諸味(もろみ)の味噌を持ち出して...
横光利一 「夜の靴」
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