...ある日『おもろさうし』の十の巻「ありきゑとのおもろさうし」(旅行の歌の双紙の義)を繙(ひもと)いていると...
伊波普猷 「土塊石片録」
...『万葉集』に比較すべき『おもろさうし』を遺しました...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...昭和二十一年九月十一日小諸山廬(こもろさんろ)にて高浜虚子昭和十六年初凪(はつなぎ)や大きな浪のときに来る一月元日由比(ゆい)ヶ浜(はま)散歩...
高浜虚子 「六百句」
......
高見順 「死の淵より」
...そして、次の瞬間、も一度、鋏を突き出して、指を動かすと、紐は、指先へ微かに感じるくらいの、もろさで、切れて、印籠は、嬉しそうに、庄吉の掌の中へ落ち込んだ...
直木三十五 「南国太平記」
...「美のもろさ」はそれである...
中井正一 「美学入門」
...人間の生涯のもろさを感じてくる...
林芙美子 「旅人」
...生涯の課題であることをまともにしっかりつかんでいない女性の低さやもろさから生れているのは...
宮本百合子 「結婚論の性格」
...良人に対してどのように一貫したかということとの連絡で、どうしても単に効果として云われたことを、へいとそれなり自分が承知したとすれば、その不見識というか、もろさというか、それがどうも腑に落ちない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もろさは彼の所謂悪魔主義が...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...女性のようなこの古陶の美しいもろさが...
室生犀星 「陶古の女人」
...それはことさらに自分の涙もろさをおさえている場合であるように思われる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...とにかくこの章のなかには、モンテーニュの極端な感じ易さ、涙もろさ、そして深い慈悲心がよみとられる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...男の唐突な涙もろさ...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...ぎんは男の涙もろさを思い出した...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...伊波君とは『おもろさうし』の話をし...
柳田国男 「故郷七十年」
...人なみ以上な涙もろさと...
吉川英治 「新書太閤記」
...さきに、敵将の妻を放してやったことといい、この仰天ぶりを見て、その涙もろさや、人のよさに、いっそう心を彼に協(あわ)せて、生死も共にという気を強めたのは、彼の一族中や、将士のうちでも、極く少数にかぎられていたろう...
吉川英治 「平の将門」
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