...ナチの民衆的勢力をもり立てるデマゴギーは拠り処を見出し得なかったからだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...ここに橋庵先生というのをもり立てて...
中里介山 「大菩薩峠」
...この切実な経験を誰が見ても動かすべからざる真にもり立てようとするには...
夏目漱石 「創作家の態度」
...代って勢をもり立てる勇も智も持ちあわせてはおらんのか...
本庄陸男 「石狩川」
...真に地方の田畑の間から自由民権の萠芽をもり立てようとならば...
三好十郎 「斬られの仙太」
...真に地方の田畑の間から自由民約の萌芽をもり立てようとするならば...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...やはり最初の恋をもり立ててゆく障害になることは行ないたくない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...かれをこの探し物の中心にもり立ててしまったわけである――ということも...
吉川英治 「江戸三国志」
...三男の喜平次(きへいじ)をもり立てようとしているのを察して...
吉川英治 「新書太閤記」
...あの殿をもり立てて行ったがいい」そして彼はなお...
吉川英治 「源頼朝」
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