...あっちでもこっちでもものすごい怒号(どごう)と叫喚(きょうかん)ばかり...
海野十三 「火星探険」
...ものすごく火をふきだしている...
海野十三 「三十年後の世界」
...非常にものすごく見えた...
海野十三 「少年探偵長」
...ものすごい音をたてて震動した...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...そういうものすごい兵士たちが...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...天井から、奔流(ほんりゅう)する水は、ものすごく、まるで天竜川(てんりゅうがわ)のようであった...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...それは物凄(ものすご)く汚いどろどろのかたまりのようなもので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...世界一の原子野、この悲しい、寂しい、ものすごい、荒れた灰と瓦の中に踏みとどまって、骨と共に泣きながら建設を始めようじゃありませんか」「わしは罪人だから苦しんで賠償させてもらうのが何より楽しみです...
永井隆 「長崎の鐘」
...少しものすごくなってくる...
中里介山 「大菩薩峠」
...出刃をかざした形相(ぎょうそう)ものすごい老婆の姿に...
中里介山 「大菩薩峠」
...多少ならず自尊心というものすら傷つけられる傾向があったので...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...他人が悪しと言ふ句も己が善しと思はば人に構はずその種類をものすべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...ただその梢(こずえ)のところどころ物凄(ものすご)いほど碧(あお)いそらが一きれ二きれやっとのぞいて見えるきり...
宮沢賢治 「学者アラムハラドの見た着物」
...洋杯(コツプ)をささげて拜んでゐるみたいなものすら...
室生犀星 「汽車で逢つた女」
...信じられないほどものすごい...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...阿修羅(あしゅら)のものすごい声々が...
吉川英治 「私本太平記」
...士卒のものすべてを...
吉川英治 「私本太平記」
...もっともっと大きなものすら踏み越えてゆく決心なのだ...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索