...物怖(ものおじ)したらしい叔母の状(さま)を...
泉鏡花 「悪獣篇」
...たまらん」牛丸平太郎は生れつきものおじをしない楽天家であったが...
海野十三 「少年探偵長」
...物怯(ものおじ)してブルブル戦慄(せんりつ)して...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...彼こそは、英雄であり、ものおじしない、大胆な人であった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「少年たち」
...物怯気(ものおじけ)していた...
徳永直 「戦争雑記」
...あまり物怖(ものおじ)しないほうだが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あまり物怖(ものおじ)のしないほうだから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...物怯(ものおじ)したような顔で...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ものおじしたようにうつむいてしまった...
久生十蘭 「金狼」
...非常に物怖(ものおじ)をしてゐんだ...
水野仙子 「輝ける朝」
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