例文・使い方一覧でみる「もと」の意味


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...それじゃ存分に言ってやろうと私もとうとうほんとうに腰をすえてかかるようにされていた...   それじゃ存分に言ってやろうと私もとうとうほんとうに腰をすえてかかるようにされていたの読み方
有島武郎 「生まれいずる悩み」

...もとの三宝ヶ辻まで引返すと...   もとの三宝ヶ辻まで引返すとの読み方
泉鏡花 「遺稿」

...」それを聞くと、うろついていた乗客たちが、ワーッと、なだれをうって、もとの車室へ、逃げこもうとします...   」それを聞くと、うろついていた乗客たちが、ワーッと、なだれをうって、もとの車室へ、逃げこもうとしますの読み方
江戸川乱歩 「黄金豹」

...つひぞ気にもとめずにゐた医師高間房一といふ人物がそこに忽然と姿を現してゐるのをいやでも見なければならぬと感じさせた...   つひぞ気にもとめずにゐた医師高間房一といふ人物がそこに忽然と姿を現してゐるのをいやでも見なければならぬと感じさせたの読み方
田畑修一郎 「医師高間房一氏」

...もとの彼は、悲しい折々には頭に浮かんで来る手当り次第の理屈でもって自分を慰めていたものだが、今の彼は理屈どころの騒ぎではなく、しみじみと深い同情を感じて、誠実でありたい、優しくありたいと願うのであった...   もとの彼は、悲しい折々には頭に浮かんで来る手当り次第の理屈でもって自分を慰めていたものだが、今の彼は理屈どころの騒ぎではなく、しみじみと深い同情を感じて、誠実でありたい、優しくありたいと願うのであったの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」

...其(その)天棚(てんだな)は以前(もと)は立派(りつぱ)な木(き)の柱(はしら)を丁度(ちやうど)小(ちひ)さな家(いへ)の棟上(むねあ)げでもしたやうな形(かたち)に組(く)まれたのであつた...   其天棚は以前は立派な木の柱を丁度小さな家の棟上げでもしたやうな形に組まれたのであつたの読み方
長塚節 「土」

...それだけでもともかく日本語のあらゆる音を書くことが出来る訳で...   それだけでもともかく日本語のあらゆる音を書くことが出来る訳での読み方
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」

...妻の家にもと居た水原の事などは全く忘れてしまった位幸福だったのです...   妻の家にもと居た水原の事などは全く忘れてしまった位幸福だったのですの読み方
浜尾四郎 「途上の犯人」

...そして彼は枕もとに用意してあるヴエロナアルを飮まうとしたけれど...   そして彼は枕もとに用意してあるヴエロナアルを飮まうとしたけれどの読み方
堀辰雄 「恢復期」

...私はくるりと踵を返して一散にもと来た方へと引き返した(一〇・〇〇)...   私はくるりと踵を返して一散にもと来た方へと引き返したの読み方
松濤明 「春の遠山入り」

...ふもとの森でナイチンゲールの歌うのを聞きながら...   ふもとの森でナイチンゲールの歌うのを聞きながらの読み方
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」

...吾(わ)れも吾(わ)れもと船長室へ押しかけて...   吾れも吾れもと船長室へ押しかけての読み方
夢野久作 「焦点を合せる」

...養蠶の外に稻は俵にはいつて、今田舍は大根ぬきで忙しい、棉もとれた、そちこち棉ぶちのビン/″\の音も聞える...   養蠶の外に稻は俵にはいつて、今田舍は大根ぬきで忙しい、棉もとれた、そちこち棉ぶちのビン/″\の音も聞えるの読み方
横瀬夜雨 「花守」

...金(きんい)はもとよりそれにも勝(まさ)る憂いを抱いていたので...   金はもとよりそれにも勝る憂いを抱いていたのでの読み方
吉川英治 「三国志」

...愛情にもとづく言い争いもあったであろう...   愛情にもとづく言い争いもあったであろうの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...するといきなり誰かその袂(たもと)をつかまえて...   するといきなり誰かその袂をつかまえての読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...彼なれば何でもと心をゆるして...   彼なれば何でもと心をゆるしての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...もとより伊織の知るところでもなし...   もとより伊織の知るところでもなしの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「もと」の書き方・書き順

いろんなフォントで「もと」

「もと」の英語の意味


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