...君等も希望がもてるんだ」ラウダは甲板にどかりとすわりこんでしまった...
海野十三 「恐竜島」
...「薔薇色の指もてる曙光神」「暗黒の悪魔に奪わるるも...
高木敏雄 「比較神話学」
...つゞいて王笏もてる者...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...』その時牛王(ぎうわう)の眼(め)をもてるヘーレー答へて彼にいふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...薔薇の色の指もてる曙またもあけし時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...二 ギターをもてるスメルジャコフ事実...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...好奇心がもてるのだった...
豊島与志雄 「立枯れ」
...女にもてるぜ」「ところが...
直木三十五 「寺坂吉右衛門の逃亡」
...手にもてるだけ多くの小壜をもって...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...「貴方は歌えればきっともてるのに...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...もてるかどうかが大切なの...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...エイリイこき金いろの髪とあかき赤き木の実の脣(くちびる)をもてる女君は白鳥よりもしろく...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「琴」
...「大分お前このごろ繰り込んでもてるてえじゃねえか」とからかわれ...
正岡容 「我が圓朝研究」
...自分の時間はしっかりもてるような新しい秩序がいるわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...恋の営みにおいて最も強く最ももてるということ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...T「近頃は斯う言う顔が女にもてるらしい」室の隅の柱にもたれて居た武蔵が...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...あとはどうこの気持がもてるか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...こういう交情において斉信との間には次のごとき出来事(同、とりもてるもの...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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