...宴会その他のあらゆる会合で人をもてなすことによって生計を立てる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...要はそれをもてなすあるじ達の心の量にあるのではなかろうか...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...そして如才なくしかも氣持よく客をもてなす事がうまかつた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...そのほかの丈夫な茎をもった植物――いちばん早い鳥をもてなす食べきれない穀倉――もある...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...私らは奥様がもてなすメロンやココアを味わいながら...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...次の間ではお浜が客をもてなす仕度(したく)の物音が聞える...
中里介山 「大菩薩峠」
...こうして旧主に当る人をもてなすのを光栄とし...
中里介山 「大菩薩峠」
...半ば忠義気取りでもてなすお吉の親切が...
中里介山 「大菩薩峠」
...もてなすこと斜めならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...この食堂が自分一人をもてなすための食堂でなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...以前(まえ)より一層心優しく夫をもてなすようになった...
中島敦 「妖氛録」
...繋ぐ月もなきに」とギニヴィアは答うるが如く答えざるが如くもてなす...
夏目漱石 「薤露行」
...女房を叱って佳賓(まろうど)をもてなすの類(たぐい)だと思った...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...お客をもてなす主人夫妻のやり方は...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...水のコツプを並べたりしてもてなすのであつた...
牧野信一 「露路の友」
...佐野の渡しに行き暮れた最明寺時頼(さいみょうじときより)の寒飢(かんき)をもてなすに...
吉川英治 「三国志」
...ただもう大賓の徳川殿をもてなすことで...
吉川英治 「新書太閤記」
...李固も何かともてなすので...
吉川英治 「新・水滸伝」
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