...彼女の身の上のことは何事によらずもっとも至極とうなずけるのだった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...考えてみれば誠にもっとも至極なことである...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...あまり首をひねりまわさない中(うち)に解ったと云うわけさ」「どうも僕には何の事か解らないね」「いや誠に御もっとも至極――しかしこれはごく手短に説明することが出来るんだ...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...もっとも至極なんでございますよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...もっとも至極の観察である...
新渡戸稲造 「自警録」
...一応もっとも至極の説なれども...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...これらの言を聞けば一応はもっとも至極にして...
福沢諭吉 「日本男子論」
...「故人をお悲しみになりますことはごもっとも至極なことですが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...某に仰せられ候はその方が申条一々もっとも至極(しごく)せり...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...その方が申条一々もっとも至極(しごく)なり...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...実にごもっとも至極の次第...
森於菟 「放心教授」
...これまたもっとも至極であった...
吉川英治 「私本太平記」
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