...さももったいぶった様子で...
海野十三 「太平洋魔城」
...もったいぶったようすで...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...もったいぶった言いかたをしました...
太宰治 「ろまん燈籠」
...控え目ではあるがしかしもったいぶった言葉を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ミンナは常に自分が正しいという落ち着いたもったいぶった確信をいだいていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...黙々たるもったいぶった様子と...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...もったいぶったものは...
中井正一 「美学入門」
...世間に茶人(ちゃじん)ほどもったいぶった風流人はない...
夏目漱石 「草枕」
...いったい」「さよう西暦(せいれき)……」自然だか偶然だか叔父はもったいぶった考え方をした...
夏目漱石 「明暗」
...もったいぶった足音が書斎の方に向いてだんだん遠ざかって行った...
夏目漱石 「明暗」
...傲慢なもったいぶった顔をして過去を語り...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...もったいぶったようすで紅玉(ルビイ)のようなシャトオ・ディケムを注いで廻る...
久生十蘭 「キャラコさん」
...もったいぶったもの...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...そこで……」もったいぶったわざとらしい声だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...このもったいぶった検査を次々に無意味なものにたたきこわしてしまえ...
本庄陸男 「白い壁」
...不具者によくあるあの変にもったいぶった足どりで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...もったいぶった態度で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...イヤにもったいぶった風采(ふうさい)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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