...もじもじと尻込みをしながら...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...もじもじと身体をくねらせていたがやがて大決心をしたという顔付になって...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...老婆は暫くもじもじと躊躇していたが...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...もじもじと手をおろした...
太宰治 「魚服記」
...所作はいらいらもじもじとしていて...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...若い番頭はもじもじとして...
中里介山 「大菩薩峠」
...何だかもじもじと去りがたくしておりますので...
林芙美子 「清修館挿話」
...そこでもじもじと身動きしていたが...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...そのため男は夕方になると妙にもじもじと時計や庭や空をながめたりして落ちつかなかったが...
室生犀星 「香爐を盗む」
...もじもじと頼子のほうに椅子(いす)をずらせる...
山川方夫 「十三年」
...もじもじと厨口のほうを見やった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...もじもじとなにか云いかけたが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...好意と善意を示すためにもじもじと身をくねらし...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...愛情を覚えると法がなくただもじもじとして羞らうだけだ...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...もじもじとあとへ足を引っこめた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...もじもじと粘(ねば)って...
吉川英治 「新書太閤記」
...もじもじと苫(とま)の藁(わら)を抜き...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...もじもじと掻いた...
吉川英治 「松のや露八」
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