...家へ帰ってもすぐ寝床へもぐりこんじまったんだよ...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...水の中にもぐってしまったのです...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...一二 水にもぐりましよう...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...すぐベツドへもぐり込んでしまつたのである...
太宰治 「道化の華」
...朝から晩まで二階の三畳のこたつにもぐって...
太宰治 「人間失格」
...羊小屋にもぐり込んで...
太宰治 「走れメロス」
...源吉は驚いて口をもぐもぐさした...
田中貢太郎 「海異志」
...燈火が暗いから読書や書きものもぐあいがよくない...
寺田寅彦 「小浅間」
...水底にもぐったようである...
豊島与志雄 「反抗」
...もぐもぐと口を動かしつつ...
直木三十五 「死までを語る」
...與吉(よきち)は卯平(うへい)の裾(すそ)へ潜(もぐ)らせた...
長塚節 「土」
...庭の隅へ潜(もぐ)り込んで竹の落葉を前の方へ掃き出した...
夏目漱石 「それから」
...彼は黙って床の中へ潜(もぐ)り込みながら...
夏目漱石 「明暗」
...戌刻(いつつ)半(九時)には床の中へ潜(もぐ)り込んだくらいですから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鳥や土龍(もぐらもち)ぢやありませんよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...不斷着のまゝ床の中にもぐつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼は穴へもぐり度いやうな羞恥を感じた...
牧野信一 「凸面鏡」
...どこへやらもぐり込んで...
吉川英治 「三国志」
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