...くもがくれしてしまって...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...仲間(なかま)のおおかみどもがくるかも知れない...
アーネスト・トムソン・シートン 薄田斬雲訳 「動物物語 狼の王ロボ」
...大蟻の呪文雲呼ぶ暑さかな 時綱ゝゝゝつく脂(やに)に松の暑さかな 神櫻ゝゝゝ泉にもがく暑さかな 喜笛の三句であります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...「泉にもがく」は...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...その他「つく脂に松の」「泉にもがく」二句の...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...もがいていた雀は苦しそうにそれを嚥みくだしたが暫くするともがくのを止めた...
田中貢太郎 「雀の宮物語」
...夢中で身をもがくばかりであったが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...もがけばもがくほど深く入るだけで...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんな時にあせつて手足をもがくと却つて遅くなるので...
中谷宇吉郎 「真夏の日本海」
...幽霊姿で宙にもがくのを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大抵は吐くかもがくか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...掴まうとしてもがく蛾蟲の運命は...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...裏面が表面に進出しようともがくことによつて...
波多野精一 「時と永遠」
...泳ぎに慣れていない者がもがくときには...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...烈しくもがく奴をついに擒(いけど)ってルクノーに伴れ行き畜(こ)うたが...
南方熊楠 「十二支考」
...苦しみもがくまで強く抱きしむ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もがく周瑜を抱き止めながら...
吉川英治 「三国志」
...彼は猛烈な勢いで身をもがくと...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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