...彼女の心が、人間の苦しみをのがれようとして、もがくように、腹の子はまた、人間の苦しみを嘗(な)めに来ようとして、もがいている...
芥川龍之介 「偸盗」
...葉子はしかしその老人の苦しみもがく姿を見るとそんな事は手もなく忘れてしまっていた...
有島武郎 「或る女」
...十五やの月(つき)は まんまる なるものをくもがくれして ここに はんぶんおしょうさまのは かみの く...
五十公野清一 「一休さん」
...もがくと、ますます痛い...
海野十三 「少年探偵長」
...もがけばもがくほど...
江戸川乱歩 「影男」
...面隱(おもがく)す兒(こ)の振(ふ)りかへり...
薄田淳介 「白羊宮」
...何もかもがくだらないことだ」と彼はつぶやいた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...人間の肉が苦しみもがく瞬間の...
中里介山 「大菩薩峠」
...ともがくようになります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...のた打ち廻って断末魔の苦しみをもがくのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...くね/\ともがく身體...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの時のことを振りかえって日本人の誰もかれもがくやんでも...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...もがく程あたらしく捲き付くといふぐあひになり...
室生犀星 「命」
...ただ余り上(うえ)の仲間に這入ろうとしてもがくな...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...もがけばもがく程糸がほどけて来て...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...波間(なみま)にもがく白い手の老(ふ)けたサツフオオ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...「……もがくな、歯がみを鳴らすな...
吉川英治 「黒田如水」
...もがくうちにゴク...
吉川英治 「新・水滸伝」
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