...もう一息と彼れは思った...
有島武郎 「カインの末裔」
...もう一息掻合わせ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...「もう一息だ...
海野十三 「恐竜島」
...もう一息だぞ...
海野十三 「恐竜島」
...もう一息で刺し貫きそうなところまで迫っていたのである...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...もう一息で、政の身体に手が届くというところで、わしはツルリと、左足を滑らせた...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...もう一息で頂上の金属の柱へ手が届く、アア、もう一息だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...「諸君、もう一息だ...
薄田泣菫 「茶話」
...もう一息という時になって……」「気が差して書けないと仰(おっ)しゃるんでしょう」とマダム・ヴァンクールが訊いてみた...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「ふみたば」
...だが、幸いにして、こちらも多少の心得があるから、見咎(みとが)められるまでには至らなかったが、もう一息違って、ぶっつけに井戸へ走ってしまおうものなら、大変――このよた者と鉢合せをするところであった...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう一息だというような事を言う...
二葉亭四迷 「平凡」
...なに此の私がもう一息押せば三千五百迄にはして見せる自信はあるさ...
三好十郎 「地熱」
...――もう一息!と...
吉川英治 「三国志」
...もう一息ぞ、もう一息ぞ」余吾ノ湖(うみ)の水面は、こころもち明るくなって来たかと思われる...
吉川英治 「新書太閤記」
...もう一息駈けだして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...もう一息で追いつけるだろう」と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ここは」「六条の松原」「もう一息」携(たずさ)えている提燈(ちょうちん)には...
吉川英治 「宮本武蔵」
...さらに、もう一息、山道を登ってゆくと、東山殿の泉は、余りに近すぎて足元の木蔭にかくれ、加茂川の白い蜒(うね)りがずっと眼の下へ寄っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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