...可愛(めんこ)い獣物(けだもの)ぞい汝(われ)は...
有島武郎 「カインの末裔」
...勝手に部屋の中を歩きまわることはごめんこうむる」部屋の中からドクターの声がし...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...もつて紀元二千六百年を光輝ある年たらしめんことを堅くお誓ひ申します...
種田山頭火 「松山日記」
...祈止風雨(ふううをとどめんことをいのる)」あるいは「向柏原山陵(かしわばらさんりょうにむかい)...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...めんこ遊びをしているのを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一も一日に作れる者なければ輕々しく古書を改めんことは從ひ難き所なり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...もう御免蒙(ごめんこうぶ)りますと立ち上ったようなものだ...
夏目漱石 「坑夫」
...実は途中で御免蒙(ごめんこうむ)ろうかと思った」「実際少し気の毒だったね...
夏目漱石 「二百十日」
...「あなたの云う事は本当かも知れないですが――とにかく増給はご免蒙(めんこうむ)ります」「それはますます可笑(おか)しい...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...それ故に今後は一層無限に働くべき国民精神の開発に務めんことが...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...巨万の富(とみ)を積んで己(おの)れの霊魂を埋没(まいぼつ)するなからしめんことを説き...
新渡戸稲造 「自警録」
...御免蒙(ごめんこうむ)ると言わるるかも知れぬが...
新渡戸稲造 「人格の養成」
...ぼろを着た子供が二人でめんこをして遊んでいる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...今の日本の政治より今の日本の学問を分離せしめんことを祈る者なり...
福沢諭吉 「学問の独立」
...遠廻しながらひたすら一刻たりとも民の邪念を払い鬱憤を発散せしめんことに汲々たり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...一代の仮面工(めんこう)出目洞白(でめどうはく)の逸作...
吉川英治 「江戸三国志」
...お先へごめんこうむりますぜ」尻(しり)をたたくようなかっこうを見せて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...人心をして倦まざらしめんことを要す」との聖旨を奉戴しなかったことに基づく...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
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