...靱皮(なめしがわ)の帯をしめて...
芥川龍之介 「さまよえる猶太人」
...わが足を駐(とゞ)めしは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...之を苦しめしと同じく...
高木敏雄 「比較神話学」
...例によって例の如くのべつ洒落のめしたり一口噺をやったりしている...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...次に Koma(駒(こま)が岳(たけ)), Kaimon, Kume(久米島(くめしま)), Kimpu(Kib), Kampu, Kombu, Kamui を取れば m = 7 である...
寺田寅彦 「火山の名について」
...それも初めしばしがほどにて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...箸(はし)を横(よこ)に持(も)ち換(か)へて汁椀(しるわん)の鹽辛(しほから)い干納豆(ほしなつとう)を抓(つま)んで口(くち)へ入(い)れたり茶碗(ちやわん)の中(なか)へ撒(ま)いたりして幾杯(いくはい)かの飯(めし)を盛(も)つた...
長塚節 「土」
...問われた事も答えられた例(ためし)もなかったのですから...
夏目漱石 「こころ」
...然しわざわざめし屋に入る気もしなかった藤次郎は...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...丈(たけ)の高いいかめしい椅子にすわっているが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...因果(いんぐわ)を含(ふく)めし情(なさけ)の詞(ことば)さても六三(ろくさ)露顯(ろけん)の曉(あかつき)は...
樋口一葉 「曉月夜」
...……飯(めし)なんか炊(た)いたことはありませんよ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...自分だけはいつまでもよそよそしく扱われると女王を恨めしがっておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...さだめし高氏をお待ちかねかと思わるる...
吉川英治 「私本太平記」
...「定(さだ)めしゆうべはびっくりなすったであろう」と話しかける...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ぶるぶると、尖った肩をふるわして、『この腕め、うろたえ者め』自分の腕を、恨めしげに、自分で打って、『あの時、この腕さえ、要らざることをしなんだら、同じながらも、あの刃先は届いたであろうに……...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...二なぜお止めしなかったか...
吉川英治 「茶漬三略」
...あなたは勘定をしたためしがないじゃありませんか」「後生だから」――オランプは言うのである――「後生だから...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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