...めざす極地の新フリスコ港に入るのはむずかしくなった...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...めざすおくがたに死なれてしまってはなんにもなるまい...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...めざす家をみつけ出した...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...そのめざす大事な敵――かの冷淡なる見物を攻め落とそうと...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...「今夜めざすは清川一人...
中里介山 「大菩薩峠」
...たしかにめざすものを見かけて突く槍です...
中里介山 「大菩薩峠」
...めざす千隆寺の庭だけが...
中里介山 「大菩薩峠」
...めざす仇敵がゐるのだと武士は思つた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...まためざす方へと歩きだした...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...めざす日本潜水艦の影はない...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...測り知れぬ深みと距りにある深夜の暗黒――天心を仰ぎめざすがごとく...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ついに三十六人目にようやくめざす河合又五郎を斬って棄てめでたく仇討本懐を遂げるとともにようやく日延べつづきの興行の千秋楽を迎えるに至ったというのである...
正岡容 「我が圓朝研究」
...進歩をめざす文学では共通な人生への態度とともに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...めざす相手と会う符牒(ふちょう)は「西の数寄屋」と云うのであった...
山本周五郎 「風流太平記」
...大和路から水越峠をへて赤坂をめざすもの...
吉川英治 「私本太平記」
...彼ら北条遺臣のめざすところは...
吉川英治 「私本太平記」
...めざす上県(もんじょうけん)へも...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あまり迷いもせずにやっとめざす...
若杉鳥子 「独り旅」
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