...烈しい日光や草いきれにもめげず...
芥川龍之介 「庭」
...寒さにも霜にもめげず...
有島武郎 「或る女」
...そして今はほとんど根絶やし状態にあるグラウンドナットがおそらく霜と荒地とにもめげずに息を吹き返してそだち栄え...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...サッと血は天井にも欄間にもしぶいて、少年は二足三足よろめきましたが、さすがは名門の若君、重傷にもめげず、全身紅にそまりながらも刃を抜きあわせました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...折柄(おりから)の寒中にもめげず...
徳永直 「眼」
...年にもめげず、身体も達者だし、眼もいいので、細かい機械類の細工は、たいていこの老人がしてくれる...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...御取次を願ひます」平次の聲は權勢にもめげず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ちっぽけな内心の声にめげず...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...再度の失敗にもめげず...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...座へ出ると、雪にもめげず、土曜なれば昼も満員だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それでもめげずに...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...今日の雨にもめげずいゝ入りである...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...雨にもめげずに大入満員だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...私はそれにもめげずに...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...めげずたゆまずつきまとい...
山本周五郎 「百足ちがい」
...雪の中をめげずに忙(せわ)しそうに歩いています...
吉川英治 「江戸三国志」
...火傷の苦しみにもめげず...
吉川英治 「私本太平記」
......
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
便利!手書き漢字入力検索