例文・使い方一覧でみる「めい」の意味

...鴛鴦の一足（ひとあし）よろめいたのを見ると... 鴛鴦の一足よろめいたのを見るとの読み方
芥川龍之介「鷺と鴛鴦」

...私（わたくし）が三浦家（みうらけ）への嫁入（よめい）りにつきましては別（べつ）に深（ふか）い仔細（しさい）はございませぬ... 私が三浦家への嫁入りにつきましては別に深い仔細はございませぬの読み方
浅野和三郎「霊界通信　小桜姫物語」

...此方（このほう）にては仏公使が浅田の診察（しんさつ）を乞（こ）うは日本の名誉（めいよ）なりとの考にて... 此方にては仏公使が浅田の診察を乞うは日本の名誉なりとの考にての読み方
石河幹明「瘠我慢の説」

...……明治二十六七年頃（めいぢにじふろくしちねんごろ）の事（こと）とこそいへ... ……明治二十六七年頃の事とこそいへの読み方
泉鏡太郎「麻を刈る」

...今までみなさんにいろいろめいわくをおかけしました... 今までみなさんにいろいろめいわくをおかけしましたの読み方
竹内浩三「入営のことば」

...捨身（すてみ）決心して犬鳴山（けんめいざん）に籠（こも）り大行（たいぎょう）をはじめ」たのであった... 捨身決心して犬鳴山に籠り大行をはじめ」たのであったの読み方
田中貢太郎「神仙河野久」

...路次の中へ路次が通じて迷図（めいず）のように紛糾した処には... 路次の中へ路次が通じて迷図のように紛糾した処にはの読み方
田中貢太郎「水魔」

...近（ちか）しい友達（ともだち）をば只（たんだ）五六名（めい）限（かぎ）り招（まね）くことにしませう... 近しい友達をば只五六名限り招くことにしませうの読み方
シェークスピヤ　William Shakespeare 坪内逍遙訳「ロミオとヂュリエット」

...貴様にいうことがある！」きっとわたしが不自然なほど大きな声でわめいたからだろう...
ドストエーフスキイ米川正夫訳「地下生活者の手記」

...あちらこちらに蠢めいているけれども... あちらこちらに蠢めいているけれどもの読み方
豊島与志雄「都会の幽気」

...叱咤暗鳴（しったあんめい）を現じて... 叱咤暗鳴を現じての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...夢中でうめいている... 夢中でうめいているの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...力弱い溜息（ためいき）をもらす... 力弱い溜息をもらすの読み方
中谷宇吉郎「イグアノドンの唄」

...巨大なためいきをついた... 巨大なためいきをついたの読み方
火野葦平「花と龍」

...「これは有名（ゆうめい）な貝（かい）の火という宝物（たからもの）だ... 「これは有名な貝の火という宝物だの読み方
宮沢賢治「貝の火」

...なぜならお幸は主人儀兵衛の姪（めい）で... なぜならお幸は主人儀兵衛の姪での読み方
山本周五郎「追いついた夢」

...行動する手筈をもういちどそこで銘々（めいめい）に... 行動する手筈をもういちどそこで銘々にの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...いや官吏の奥さんめいた気取りがちッともなく... いや官吏の奥さんめいた気取りがちッともなくの読み方
吉川英治「忘れ残りの記」

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