...林のはしから顔をだしたばかりの火星兵のむなもとに...
海野十三 「火星兵団」
...学生服の少年が咽喉(のど)から胸許(むなもと)にかけ真紅(まっか)な血を浴びて仰向(おあむ)けに仆(たお)れていた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...胸元(むなもと)を踏みつけては...
海野十三 「空襲葬送曲」
...頑強に反対する一局員の胸元(むなもと)に...
海野十三 「空襲葬送曲」
...乗組員の一人である飛行士が白いシャツの胸許(むなもと)のところを真赤(まっか)に染めて倒れていた...
海野十三 「月世界探険記」
...実は急に胸元(むなもと)が悪くなって...
海野十三 「蠅」
...守刀を取り出して心元(むなもと)に刺し通し...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...三(みッ)つと言(い)ふ途端(とたん)に敵手(あひて)の胸元(むなもと)へ貫通(ずぶり)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...只(たゞ)一突(ひとつき)にとマーキューシオー殿(どの)の胸元(むなもと)をめがけて突(つ)いてかゝりまする...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...此眼(このめ)で見(み)ましたが……南無(なむ)さんぼう!……ちょうど此(この)お立派(りっぱ)な胸元(むなもと)に...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...其處(そこ)に胸元(むなもと)にお死(し)にゃってぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...胸許(むなもと)からグサとその槍を突き通しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...心元(むなもと)を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...耀蔵の胸元(むなもと)をつかんで...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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