...ずんぐりむっくりです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...中から思いがけない頑丈(がんじょう)な鉄ぶたがむっくりと現われた...
海野十三 「海底大陸」
...むっくり起き上った...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...歩く度毎(たびごと)にマントの中で大きな臀(しり)が円くむっくりと動きます...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...むっくり顔をあげた...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...小野はむっくり起き上ると...
徳田秋声 「新世帯」
...高子はむっくり起き上った...
豊島与志雄 「二つの途」
...――むっくりと起て「一風呂浴びて来るから...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...むっくりと起き直るや...
中里介山 「大菩薩峠」
...むっくりと頭を上げて起き直り...
中里介山 「大菩薩峠」
...むっくりと起きて心配そうです...
中里介山 「大菩薩峠」
...むっくりと巌角の間から身を起して...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのうち地蔵さまはむっくりと川面に起きあがられた...
中村地平 「南方郵信」
...あたしのようなずんぐりむっくりとちがって...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
...まず朝勃然(むっくり)起る...
二葉亭四迷 「浮雲」
...安倍誠之助というのがいたと思うのだ――こういうときになってむっくり存在をあらわす...
本庄陸男 「石狩川」
...薄紅のむっくりした...
森鴎外 「杯」
...むっくりと起きあがって...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索