例文・使い方一覧でみる「むせ返る」の意味


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...彼れはとう/\むせ返るやうな寒い白さの中に包まれてしまつた...   彼れはとう/\むせ返るやうな寒い白さの中に包まれてしまつたの読み方
有島武郎 「潮霧」

...むせ返る酒場の喧噪(けんそう)の中に...   むせ返る酒場の喧噪の中にの読み方
江戸川乱歩 「「悪霊物語」自作解説」

...むせ返る様な声が起った...   むせ返る様な声が起ったの読み方
江戸川乱歩 「一寸法師」

...地下室はむせ返る熱狂の極点に達し...   地下室はむせ返る熱狂の極点に達しの読み方
江戸川乱歩 「影男」

...むせ返るような脂粉の香が立ちのぼっていた...   むせ返るような脂粉の香が立ちのぼっていたの読み方
江戸川乱歩 「影男」

...むせ返るように漂っていた...   むせ返るように漂っていたの読み方
江戸川乱歩 「影男」

...むせ返る甘い薫(かおり)の世界へ引き込まれて行った...   むせ返る甘い薫の世界へ引き込まれて行ったの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...むせ返る菊の薫りだ...   むせ返る菊の薫りだの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...アア、そういう内にも、火は既に棺の底を焼抜いて、真赤な焔がチョロチョロと倭文子の着物の裾をなめ、むせ返る煙に、母も子も早や叫ぶ力さえなくなってしまった...   アア、そういう内にも、火は既に棺の底を焼抜いて、真赤な焔がチョロチョロと倭文子の着物の裾をなめ、むせ返る煙に、母も子も早や叫ぶ力さえなくなってしまったの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...怪物が敷石を動かし始めた頃から、むせ返る様な、一種異様の臭気が、部屋中にただよい出した...   怪物が敷石を動かし始めた頃から、むせ返る様な、一種異様の臭気が、部屋中にただよい出したの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...若葉の匂(におい)のむせ返る公園などを...   若葉の匂のむせ返る公園などをの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...むせ返るような明るい色に盛上っていたが...   むせ返るような明るい色に盛上っていたがの読み方
豊島与志雄 「鯉」

...椎の花のむせ返るような匂いが濃く漂っていた...   椎の花のむせ返るような匂いが濃く漂っていたの読み方
豊島与志雄 「波多野邸」

...むっとしてむせ返るような気持に迫られました...   むっとしてむせ返るような気持に迫られましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...十九娘のむせ返るような魅力が何んとも言いようの無い匂いを蒔(ま)き散らします...   十九娘のむせ返るような魅力が何んとも言いようの無い匂いを蒔き散らしますの読み方
野村胡堂 「黄金を浴びる女」

...お秋のむせ返るような妖艶なとりなしもさることながら...   お秋のむせ返るような妖艶なとりなしもさることながらの読み方
野村胡堂 「十字架観音」

...いきなり入るとむせ返るような心持になりました...   いきなり入るとむせ返るような心持になりましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...此時始めて滿面の涙にむせ返るのです...   此時始めて滿面の涙にむせ返るのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

「むせ返る」の書き方・書き順

いろんなフォントで「むせ返る」


ランダム例文:
競馬場   鉄拐山   いたるところで  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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