...足の指をむすび玉にかけて...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...むすびつけてありました...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...胸のまえでむすびました...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...もう永遠の存在の端(はし)へむすびつけられたのだ...
大手拓次 「藍色の蟇」
...女の右の靴(くつ)のひものむすびかたが...
鈴木三重吉 「湖水の女」
...それを紐にむすびつけた...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...いわばこの環(かん)によって世間とむすびつけられているのである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...むすびの文字を再吟味してみたりして...
太宰治 「猿面冠者」
...つきでた岩かどにむすびつけ...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...静に風呂敷の結目(むすびめ)を直して立上ると...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...懸想文(けそうぶみ)のような結状(むすびぶみ)が括(くく)りつけてありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...とうてい一個(ひとつ)の握飯(おむすび)では辛棒がなりかねるとなげくと...
長谷川時雨 「西川小りん」
...それを藩内の粛正にむすびつけておられる...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...魏はかならず遺恨をむすび...
吉川英治 「三国志」
...さらに頬かぶりの布を顎(あご)の下でむすび...
吉川英治 「私本太平記」
...秀吉と手をむすび...
吉川英治 「新書太閤記」
...太阿(たいあ)の印(いん)をむすび...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それと狭義な個人主義がむすびついて...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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