...「むすめ」「らしゃめん」というような言葉さえそのはしたない言葉の中には交じっていた...
有島武郎 「或る女」
...図‐299男が小さな荷物を頸のまわりにむすびつけ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...むすび針魚(さより)の椀(わん)...
泉鏡花 「薄紅梅」
...そのむすこが、賢吉君に鉄の箱をあずけたというわけだ...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...鳥も巣(す)をむすばず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...その時史孝廉(しこうれん)という者があって一人の女(むすめ)を持っていた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「連城」
...長沙の史太守(したいしゅ)の女(むすめ)さんです...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「連城」
...かなり固くむすびつけられていたのと...
津田左右吉 「日本歴史の特性」
...火事は地震や雷のような自然現象でもなく「おやじ」やむすこのような自由意志を備えた存在でもなく...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...一助の肩から腰へむすびつけてあります...
豊島与志雄 「木曾の一平」
...厨宰(ちゅうさい)の易牙(えきが)は己が息子(むすこ)を蒸焼(むしやき)にしてこれをすすめた...
中島敦 「名人伝」
...二人の息子(むすこ)を抱(かか)えながら奮闘しているのだ...
原民喜 「永遠のみどり」
...こんな美しいむすめの子を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...すでに霜月廿二日夜こん礼にて、小石むすめゆゑ、大さかんにて御座候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...近習小姓倉田小十郎(こじゅうろう)の女(むすめ)みつを娶(めと)った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...自分の妹なる女その息子(むすこ)のために殺されてありき...
柳田国男 「遠野物語」
...信長と隣交をむすぶ一方...
吉川英治 「新書太閤記」
...毛利元就(もとなり)の妾腹(しょうふく)のむすめ聟(むこ)...
吉川英治 「新書太閤記」
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