...猿沢佐介の影像とむすびついたのか...
梅崎春生 「Sの背中」
...無線電話からの送話をむすんだ...
海野十三 「海底大陸」
...きりむすんでいるようなおそろしい気合が...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...オランダ・ロシア・イギリス・フランスの四か国(こく)とも条約(じょうやく)をむすび...
高山毅 「福沢諭吉」
...あまつた御飯をおむすびにして焼いてをく...
種田山頭火 「其中日記」
...酋長(しゅうちょう)のむすこがライオンに食われる場面がある...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...たとえばだいじのむすこを毒殺された親父(おやじ)の憂鬱(ゆううつ)を表現する室内のシーンでもその画面の明暗の構図の美しさはさまにレンブラントを想起させるものがあるが...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...もしK市の姉の孫――この姉のむすこはなくなっていた――が手紙のあて名を書いたのだとすると...
寺田寅彦 「球根」
...むすめのぶじな顔をみると...
ヴィルヌーヴ夫人 Madame de Villeneuve 楠山正雄訳 「ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)」
...今一人の少(わか)い方の子息(むすこ)の教育を監督しながら女中一人をおいて...
徳田秋声 「爛」
...二階から中学出の子息(むすこ)が降りて来た...
徳田秋声 「爛」
...二三分時(ぷんじ)前までは文三は我女(わがむすめ)の夫...
二葉亭四迷 「浮雲」
...きゅっと口をむすんで...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...その主税の仲だちで同じ阿部家中の芝方左内という者のむすめをどうかとすすめられていた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...これはむすびの和なんだが...
横光利一 「旅愁」
...その若き日にむすばれた――越前守とは宿命の人間が...
吉川英治 「大岡越前」
...端(はし)からキチキチむすんでゆく指の早さといったらない...
吉川英治 「神州天馬侠」
...君にわしの愛娘(まなむすめ)をやろうじゃないか」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
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