...むしゃくしゃした気分になってしまう...
梅崎春生 「Sの背中」
...むしゃくしゃとして...
海野十三 「一九五〇年の殺人」
...むしゃくしゃ腹を立てているところへ弘さんがやって来たんです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「あの顔」
...むしゃくしゃして来た...
太宰治 「古典風」
...むしゃくしゃして...
太宰治 「火の鳥」
...一昨日以来頭がむしゃくしゃしちまって...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...あの綺麗に編んだ毛をむしゃくしゃにしたり...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...むしゃくしゃ腹の具象変形に過ぎないと思われる...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのむしゃくしゃの原因がきれいに拭い去られたわけではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...その代りそこいら中(じゅう)むしゃくしゃしていて...
夏目漱石 「永日小品」
...あの晩はばかにむしゃくしゃした晩だった...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...むしゃくしゃに捻(ねじ)りあげてしまった...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...むしゃくしゃするので竹梅へ行き...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...むしゃくしゃしている矢先のことでございましたから...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...相当むしゃくしゃしたところもあるのだけれど...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...むしゃくしゃして大きな安楽(あんらく)いすにこしをおろしました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「ならずもの」
...「どうも腹が立ってむしゃくしゃしてるんだ...
横光利一 「旅愁」
...深沢という奴を待っているんだな)源吉はむしゃくしゃした心に...
蘭郁二郎 「鉄路」
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