...じじむさい顎(あご)ひげと...
有島武郎 「或る女」
...むさい大きい岩が無くちや駄目なもんだ...
太宰治 「津軽」
...むさい所ではあるけれども...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...あんな顔をしてこんなむさい物を出すかと思って...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...○ひなたをあゆむ――ぢぢむさいけれど...
種田山頭火 「其中日記」
...このフランス映画がなんとなく陰気でどこかじじむさい感じがするのに引きかえて一方のアメリカ映画「模倣の人生」はいかにも明るく新鮮である...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...せっかくのステッキもただのじじむさい杖になってしまう...
寺田寅彦 「ステッキ」
...じじむさいような木石の布置(たたずまい)が...
徳田秋声 「挿話」
...むさい所で――」と...
直木三十五 「大岡越前の独立」
...じじむさい襟巻(えりまき)した金貸らしい爺(おやじ)が不満らしく横目に睨(にら)みかえしたが...
永井荷風 「深川の唄」
...市場とばかりぢぢむさい匂ひを放(あ)げる着物の下に泥に汚れて黄や黒の...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...有名な稲富一夢斎(いちむさい)の嫡流で...
野村胡堂 「江戸の火術」
...編笠(あみがさ)を冠つた爺々(ぢゞ)むさい男が多いのですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう客が杜絶(とだ)えると見た爺むさい老人が――いま店をしまおうとするところへ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...」れいの爺むさい顔をして言ったことを思い出した...
室生犀星 「幻影の都市」
...すぐ歳太郎の爺むさい顔をおもい出した...
室生犀星 「幻影の都市」
...若い者のなかには己たちよりじじむさい考え方をするやつが出はじめた...
山本周五郎 「新潮記」
...その後もじじむさいとか百人並とか...
山本周五郎 「はたし状」
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