...高嶺がむき出しの鞍の上でポコンポコンやっているのを...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...立っている時には湯気が彼等のむき出しの足から立ち昇って見える...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...幼虫の多くはむき出しの皮膚を持つてゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...キビラ石むき出しの隧道(トンネル)の通路は...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...逞しいむき出しの腕でその幼児を軽々と引っかかえて引込んで行った...
寺田寅彦 「札幌まで」
...箱の中でなく風のある部屋でむき出しの振子を振らせても同様である...
寺田寅彦 「物理学実験の教授について」
...むき出しのテーブルの上に所々陶器の鉢(はち)が置いてあって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...生白(なまじろ)い脛(すね)は膝(ひざ)から下むき出しのまま今や片足を挙げて畳の上へ入れる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...横に差し出すむき出しの棚とすれすれの高さになっている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...むき出しの気持を暴露したものでうとましい...
野村胡堂 「最近の犯罪の傾向に就て」
...やれしんどいのウ」ひな子は八ツ口から出したむき出しの腕に学校道具をかかへて...
林芙美子 「小さい花」
...彼女の腕はむき出しのまゝ汗ばんで...
林芙美子 「瑪瑙盤」
...雑草も生えていなければ木もなくむき出しのところがあった...
宮本百合子 「雨と子供」
...今度のことで私は四つの心をそのむき出しの姿で目撃したのであって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...むき出しの身をもって学び...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...むき出しのツルツルに籐のザルのついたのをそのまま使えるか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...むき出しの真実には耐えきれるもんじゃない...
三好十郎 「冒した者」
...肩さきまでむき出しのカテリーナ・リヴォーヴナの両の腕から...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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