...胸のむかつくのも癒(なお)りそうじゃない...
芥川龍之介 「上海游記」
...胸は妙にむかついて来る...
芥川龍之介 「酒虫」
...「それであなたがたに図書室へ来て見てもらわなければならんということでしてな」オブリアンは胸がむかつくように感じながら...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...若い吉田寅次郎が江戸から長崎へむかつてすたこらいそいでゐたのを思ひだすだらう...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...胸がむかついてくる...
豊島与志雄 「ものの影」
...すぐにむかついて...
永井隆 「この子を残して」
...しばらくすると胸がむかついて...
夏目漱石 「それから」
......
野口雨情 「都会と田園」
...絹子にむかつても...
林芙美子 「幸福の彼方」
...むかつく気持を押えかねながら...
火野葦平 「糞尿譚」
...こんな蜜蜂飼風情があなた方にむかつて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...この物凄い猫は立ちむかつて来る...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...かれとしての芸術のうんあうにむかつて猛々しく...
牧野信一 「浪曼的月評」
...大嫌ひな糠味噌(ぬかみそ)の臭ひが鼻を襲つて逆吐(むかつ)きさうになつた...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...机にむかつて書きものをつゞけて居た...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...元旦から机にむかつて居た...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...彼は自分にむかつて...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
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三好達治 「わが路ゆかむ」
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